パーテーションの分け方

 

さて実際のパーテーション分け方ということになりますが、パーテーションの変更の手段は2つあります。

 

1つ目はパソコンを購入時の状態に戻すことで、リカバリーすることです。ここで注意しなければならないのは、購入時の状態になるわけですから、それまでインストールしてきたソフトや保存データも消えてしまう点です。

 

また、各メーカーで用意したリカバリーディスクがありますが、これでリカバリーしてもパーテーションが既に決められていて、変更できないこともあります。

 

2つ目の方法は、現在の状態や環境を保存したままで、パーテーションの変更だけを行う方法です。それには専用のパソコンソフトを使用することになりますが、パーテーションを変更できるパソコンソフトは、市販ソフト以外にフリーソフトのものも最近はいろいろあります。

 

市販ソフトとしては、「HD革命/Partition Lite」、「PowerX Partition Manager」、「Acronis DiskDirector」、「Acronis DiskDirector Personal」などがありますが、「Acronis DiskDirector Personal」以外は、結構価格が高いのが難点です。

 

パーテーションを変更するだけのために費用を出すのに抵抗がある人は、フリーソフトを検討することになります。

 

フリーソフトには「Partition Wizard Home Edition」や「EASEUS Partition Master Home Edition」、「GParted Live」、「Partition Logic」などがありますが、こうしたフリーソフトは英語版となっています。

 

ただし、簡単な単語を理解するだけなので、操作がそんなに難しいというわけではありません。こうした有料、無料のソフトに共通した注意点は、それぞれ制限事項などがあることで、使用する前に自分のパソコンで使用できるかを、しっかり確認しておいた方がいいでしょう。